ドキっ……
こんなに優しく笑うとこはじめて見た
「やっと、こっち向いた」
「なっ……!」
一気に顔が熱くなる
甘く、優しくそんな言葉言われたから
どうしたらいいのか分からなくなる
「今度はどうする?」
「ど、どうするって…?」
「だから…なんかまた乗るわけ?」
「えっと……」
そっか、乗り物か…
もうお昼を過ぎていたから少しだけ時間がある
パニクりながらも、必死になって考えていると
観覧車が目に入った
ゆっくりと回る観覧車
だけど、私は観覧車に乗りたいと言えなかった…
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