「ああ、そういう仕事を確立させるんだ
目的を果たしつつ、金も稼げる、一石二鳥だろ」
「いいですね
そうしましょう
流石お嬢様です」
「よし
当然リーダーは私として…
そうだな、なんか名前位付けないとな
単なるスイーパーじゃ、味気無いだろう」
「ハイハイ!」
と、手を挙げる美柑、それを指差す響子。
「美柑と愉快な仲間達!」
「ベタ過ぎる…却下だ!」
「なんでも屋さん、はどうでしょう?」
と、貫。
「ちょっと可愛いじゃねぇか…でも却下!」
「すみません…ネーミングセンスには自信がなくて…」
「じゃあ手挙げんな!」
「亮と愉快な仲間達はどうだ!?」
「ネタ被ってる!
却下!」
「ニャンニャンバスターズ…」
「なんかいかがわしい雰囲気がするから却下!」
と、ギャアギャアと騒ぎながらこんなやり取りを続ける六人。
「………ったく
どいつもこいつもロクでもないな…」
「む〜そういうお嬢は、なんかいいのあんの?」
「そうだそうだ!
オメェもなんかアイディア出せよ!」
やいのやいのと言う、馬鹿二人。
「ん?私か…
う〜ん、そうだな…」
新しい煙草に火を付けながら、皆の顔を見渡しながら考える響子。
「色んな分野の、特A級のエースが揃ってるから…
『A』ってのはどうだ?」
「「『A』?」」