待つよ。俺。 1年後でも10年後でも、永遠にな。 ―――――――――― ――――――… あれから、5年の時が経った。 いまでも、陽菜への気持ちは変わんない。 ……そんな俺に、神様がほほ笑んでくれたんかな? 「……陽菜?」 「……翼……」 川を見る、愛しい君の姿。