「初めまして。今日から君たちの担任になる、谷瀬亮だ。よろしく。」





ふーん。




男の先生か。










まあ、そりゃそうか。





大半が男子生徒だもんね。








「では、出欠をとるから、呼ばれたら返事をするように。」











そう言って

谷瀬先生は、一人一人名前を呼び始めた。









次、あの男子だね。

名前、なんだろ。



「櫻木亮介」