「あたし空真にあってくる!」

「ん、そうしな。話してきな」

「うん!」

そうかわいい笑顔を向けると
沙知は私の部屋を出て行った

『あっ、空真?あたし、今会いたいの、話したいの!』

階段を降りる音と沙知の声が
段々遠のいていった…


ケイ君、か

『♪~』

私の携帯がなった

【沙知】
『相談乗ってくれてありがとね
今度は玲の恋バナしてね!』

「沙知…」