ケイ君、
姿消してるよ

私も見えないよ




「へっ」


急に空がニヤッとした



「どしたの?」


私が聞くと待ってましたといわんばかりに



「あげない」


そう言ったと思ったら



私は空に引っ張られた

今度は私の周りに空の香りが広がった。



「ちょっ空はーなーしーて」



「ケイ君?だっけ、あんたに玲はやらねー、
明日俺と勝負しろよ」


満面の笑みで戦線布告をする空



ちょっと、お待ちくださいよー泣