「…お願いです!彼女には未来がまっています」


「何を言われようと代々受け継がれてきた掟だ。
守れない者は始末すると女王が決めたのだ。」


「…それじゃあ代わりに僕を…!僕を始末してく…」

「何を言ってるの!?」



リリは最後の力を振り絞りました。



「これは私が犯した罪よ!あなたには関係ないの。一生闇の中で眠るなんて簡単な事。


…怖くなんてないわ…



オクトロス様、自分で犯した罪は自分で償います。……はやく、始末を…」


オクトロスは男をみて頷いた。