「いや、これは…」


空木が頬を少し赤らめた。


「俺の趣味じゃないっていうか」


「あはっ、お土産とか?」


「うん。誕プレ」


「へぇ〜!」


あげた人、かわいい趣味してるんだな。


…かわいい…


――ひらめいてしまった。


もしかして、女子にもらったとか。