君のために

「お前歩くのおせ―んだよ。」



「あんた本当に校長の孫かよ…」



「お前も本当に女かよ…」



余計なおせっかい!!





そんな事考えてたら職員室についた。




がらがらがら



「しつれいしま～す」



先生たちが一斉にじろっとこっちを見た。




「蓮さん、おはようございます。」



「おぉ。はよ―」




は?

こいつ先生から


敬語使われてんのに



自分は使わね―の…



「じ―ちゃ―ん。変なガキつれてきたよ」



「…変なガキって誰の事!?」



「あんたしかいね―し!!」



「うっさい!!」




『もう仲がいいんだね。』




校長が言った。



「ちげ―よ。こいつがまとわりついてくんの。」



「は?ちがうぢゃん!!」



『蓮。もういいから。静かにしなさい。
　君は田河　七海乃さんでしたね?』



「あ、はい。」



『今日からあなたは、2年B組です。』



「は?俺と一緒ぢゃんか!!」



『いいぢゃないか。いろいろ教えてやりなさい。』



「お、おぉ。」



『わからない事は、担任の先生か蓮に聞きなさい。』



「はい。ありがとうございました。」





なんか全然似てないし。



おじいちゃん優しそう。




あいつ蓮ってゆうんだ。




まあ､､知ってる人が同じクラスのほうが

安心かな…