次の日、美咲に謝った

「美咲はなんで謝るの~」と
いつものハイテンションで笑い飛ばした。


ありがと、美咲



「そういえばさ、
 今日交流会の事決めるんだってえ」

交流会は毎年進級するたび行われている
言わば学校の恒例行事の1つ

「何決めるんだろ」


するとガラガラ、と戸が開き
福田(先生)が入ってきた

「おはよう!」


やはりテンションは高い


「今日は交流会について
 代表を決めて話し合うぞ~」


クラスがざわつき始めた

先生は続ける


「で、代表になる男女2名を決めたいんだが」


代表か、私には不向きだな



「もう決まってるんだ!」

決めてんなら
今から決めるみたいな事言うなや
(↑段々お口が悪くなんてきて・・・)



「奈留と転校生の隆弘だ!」

・・・え?
なんで私なの?って呼び捨て!?

それに転校生とって

「ちょ、私聞いてな、」

「奈留は成績もいいし、
 しっかりしてそうだからな
 隆弘は転校生だし、みんなと
 仲を深めるにはいいと思ってな」

「あ、あの・・・「やりますよ」

え?


「代表やりますよ、楽しそうだし。ね?」


転校生が言った。

ね?って言うのは
私に言ったのか?


「ぇ、は・・・はぃ。」


なんでOKしちゃったんだろ