「話ってなんですか!?」
そして私は耳を疑った…
「俺と付き合っちゃらん!?」
ぇ…今なんて…!?
「あの…今なんて!?」
「だけん、俺と付き合え!!」
急に何言ってるのこの人…
「私の事からかってるんですか!?」
「冗談で、わざわざ来るとでも!?」
「ぇ…でも急にそんな事言われても…」
「里奈は少しずつ俺を好きになってくれればよか。ただ里奈が俺を好きになるまでに他の奴に取られたくなかったけん。」
「どうして私なんですか!?」
「汚れがなくて純粋やな思ったけん」
顔を真っ赤にして言う彼の顔に
私は心奪われていた…

私は拓也と付き合う事にした。
半信半疑ながらも、わざわざ
会いに来てまで言ってくれた彼。
きっと悪い人ぢゃない…

2007時11月23日―――――
この日から私達の恋は動き始めてた。
これから先たくさんの試練が
ある事も知らずに…