おっと…関心してる場合ぢゃない。
タバコ買わなきゃ♪
そう思い、コンビニに入る。

タバコを買いコンビニを出ると…
ヤンキー達はまだ溜まっていた。
気にせず帰ろうとすると…
「ぁ、待って!!」
誰かに呼び止められて後ろを向くと
そこには、さっきのリーダー的な
威圧感たっぷりな人が立っていた。
「なんですか!?」
少し冷たくいい放つ。
「ぃや…実は俺等、九州から来たっちゃけど道に迷ってまったんよ」
「あ～…何処行きたいんですか!?」
「ありがとう。○○駅に行きたいっちゃけど…」
「それなら、ここ真っ直ぐ行ったとこです。」
「あぁね!!ありがとう。てか…やっぱまた道に迷ったら困るけん、ァド教えちゃらん!?」
ぇ…ァドかぁ…んま、いっか♪
私は軽い気持ちで連絡先を交換した。
どうせ連絡なんて来ないっしょ…。
最初はそう思っていた。

その日は、そのまま家に帰り寝た。
もちろん、あの人からの連絡も
その日はなかった。


これが私と彼との出会い―――――
まさか、これから先この人と
恋に落ちるなんて夢にも思わなかった。