家康side

「あせあせ..う~んこれでもない..どうしよう。」

何やら、押し入れをあさっている、家康。

「家康様!!もうすぐ来ますよ」

「う~んこれでどう?」

鮮やかな着物を着て見せる。

「はい宜しいかと」

「二人共なにやっとんの?ワイにも教えて~」

何となく遊びにきた秀吉。

「うわぁ!!サイヤク何て時に来てんのサルこれだから馬鹿は...」

「バカって何やバカって!!」

「つかやつれた?目の下にクマが...」

「まぁな...ねねにちょっとな」

「君も奥様には、頭上がんないわけね~」

「まぁ...って家康の奥さん来るのか!?」

「あはは.......。」

「どんな感じやこんなんか...あんなか」

狸みたいな顔と少し太っている女子をイメージした

「どんなイメージだよそれ何、人の嫁侮辱してるの?」

「だってのう、お前狸やん」

「それとこれは、別だろ!!じゃなんだお前の嫁はサル顔か!?」

「なんやてお前こそ人のこと言えんやないの!!」

二人の間に火花が散った。

「お二人ともそこら辺に」

半蔵が止めに入るが。

「「テメェーは、すっこんでろ」」

「.........。」

その頃...庭に植わっている桜の木に書状を届けに来た、猿飛佐助と秀吉の忍者部隊隊長、蜂須賀五右衛門が、座っている。

「これはこれは大変なことになりそうだね~」

「佐助君もそう思う?」

「まぁね」

ザワザワ家臣達が騒ぎ始めた。

「半蔵は、上にいて」

「五右衛門もや」

「じゃ俺も!!」

「猿飛早く帰れ!!」

「え~」