「お風呂は好きです。」

「俺もです」

「じゅう....あっ!!」

言いかけて口を押えた。真柴

「いいですよ別に..呼んでも」

背中を洗いながら言う。光秀

「十兵衛も好き?」

「ええ...好きです。疲れた体が癒えるので」

真柴さんと光秀は仲がいいのですね。

「何ニヤニヤしてんですか。キモいですよ」

「元からです」

笑顔のにらみ合いが始まった

また始まった~(真柴心の声)

「そろそろ出ますか」

「そうですね」

風呂から出る三人。

そして三人は信長のいる所へ向かった

ガラッ!!襖を開ける。

「失礼します。」

「遅かったな~」

「サル...。」

「何回言ったらわかるんや!!ワイはサルやないで光秀!!」

「サルサルサル。」

「何回も言うんやない!!」

「はぁ~」

信長らしき人が頭を抱えている。

「あの~そろそろ....」

真柴が止めに掛かるが....。

まだギャーギャー一方的に文句を言っているサル(秀吉)光秀のほうは聞いていない。

ダン!!床に思いっきり拳を叩きつけた信長。

シーン....。

「えーい!!いい加減にしないか!!」

信長の声に反応して、右から、真柴・光秀・鬼村・秀吉・の順で座った。

「先ほどは失礼しました」

深々と頭を下げる光秀。

「ワイもホンマにすみませんでした。」

同じく頭を下げた秀吉

「もう..よい..それよりお前か光秀が言っていたのは」

「はいそうです」

「そうか..よし..光秀と話した結果貴様は儂の側近に任命することになった」

「え....」