「え~じゃあ~飯抜き」

『うぐ...それは困る』

「なら、子分になれ」

『しょうがない』

「よーしいくぞお前ら」

「『お~』」

やる気のない声。

ドロン!!また狐に戻った。

「うわ~せこ」

『あの姿では目立つからな』

「よし早速働いてもらうぜまずここだ」

孝太が指を指したところは大きな屋敷だった

「ここお前ん家?」

「なわけないだろ!!ここは俺の仕事場さ」

「コンコン俺です」

キィィィィ!!扉を開ける門番

「入れ」

「こいつらは俺の子分だ」

「わかっている」

『匂うなこの屋敷』

「うあ!!ホントだ...。」

「当たり前だここはごみ屋敷だからな」

「この時代にもいるんだな」

『その様だ』

「え?今なんて」

『フッ』

「おい!!十九郎」

「さぼってないで早く来い!!」

『だそうだ』

「後で話聞かせろよ」

『無論そのつもりだ』

「よしやるか」

『頑張れ~』

「お前もやるんだよ!!」

「何無駄話してるんだよ」

「やってるだろうが!!」

「親方になに口答えしてんの!!」

「孝太年上にはもっと丁寧な言い方をしろって言われなかったのか!!」