「うまそうだけど...」

出てきたのは玄米・豆腐・魚・豆・お茶・米が白ご飯じゃなかったから変に感じた康宏。

「なんじゃ文句でもあるんか」

「あっいえ..食べます。」

パク...

「んっ!!うまい!!」

「そうじゃろう、幸の飯はうまい!!日ノ本一じゃ!!あ~なんだか儂も空いてきたわい。幸!!」

「待ってな今作るから、あんた」

「うまい!!うまい!!」

「そんなに、掻き込むと喉詰まらせるべ」

「うっ!!」

ドンドンと胸をたたく康宏。

「ほれ、茶じゃ」

おっさんからお茶を受け取った。

「ゴクゴク...ぷは!!蘇った~」

「康死んでないじゃろうに」

「いやいやこれは、めっちゃうまいって言う意味だから。」

「そうか..」

「ちょっくら散歩してくる」

「おう!!行って来い」

~外~

「はぁ~皆どこ行ったのかな~」

芝生の上に座る。

パカ..。裕太と同じ待ち受け画面。

「それが..未来の道具べか?」

「おっさん...信じてくれるのか」

「まぁ信じられない実際、だがお前が嘘ついているよう見えんからな」

「おっさん..」

それから俺たちがどうしてきたのか..頭の中で声がしたこと、それがおっさんの声に似ていたこと裕太と彌琴のこと色々話した。

「大変じゃったろう」

「そうなんだ...今頃二人はどうしてるのかな」