康宏side

「う...う~ん」

俺が目を覚ますとそこはどこかの家だった。

「起きたべか小僧」

「あんたは誰?」

ポカッ!!頭をたたかれる康宏。

「命の恩人にその言い方はないべ!!」

「命の恩人?」

「それその傷、儂が治したべよ」

左腕を見ると包帯が巻きつけてあった。

「ありがとう」

「うんだ~しかしあれだけの傷で気絶とは情けねぇ~な小僧」

「仕方ねぇだろ!!現代人なんだから」

「現代人じゃと可笑しなことを今の世が現代じゃろ」

「だから~俺は未来から来たのわかる?」

「うんや~まったく」

「わかってくれよ~」

「わかったから名前教えんか」

「全然わかってないだろ....」

「そうじゃわかっておらん。早く名前!!」

「どっちなんだよ!!」

「いいから名乗れと言っているじゃろ!!」

ボカッ!!殴られる康宏。

「イデッ!!たく~俺は花園康宏。あんたは?」

「儂は飯野三郎だ!!おっさんと呼ぶのじゃ康」

「おっさん...。」

「なんじゃ康」

「腹空いた俺...」

「そう言うと思って作らせた!!お~い幸飯~」

「はいよ」