ひぃぁー…私のバカヤロー

しゅんとしている私に太陽はそっと手を差し伸べて

太陽「足元気を付けて」

と二カッとわらってエスコート。
私がどんだけキレても太陽はいつも私に笑って、優しくしてくれる。


それと同時に高鳴る鼓動。

店員「ではごゆっくりー♪」

店員の笑顔と共に

かしゃん

と閉まる扉

ゴウンゴウン…

観覧車はゆっくりと、でも確実に上がっていく。

それと同時に私の心拍数もばくばくと上がっていく。

地面が遠くなっていく。

少し凍結したガラス越しに見える外の景色はすごく綺麗で

向い越しに座る太陽にすごく似合うと思った。