凛・太陽「「…」」

服から見える彼の鎖骨や
笑うと弧を描く瞳、
寒さで少し赤くなった頬と鼻

ずっと見つめていたい気持ちだった。

しばらく無言で見つめ合って顔をぶんっと
ひるがえしたのは太陽だった。

太陽「さ!さささ3!30分待ちだって!並ぼっか!!」

とはしゃぐ彼は私に背を向け歩き始める。