『―――――う゛ぉぉぉ』
凛「っっ!」

びくうっとして涙を溜めながら映画を観る凛の手を
隣に座っていた太陽の手が包んだ

太陽「ほら」

凛「////」

太陽「怖がりだよね、本当」
凛「…ちっ違うしっホラー映画大好きだしっ///」

太陽「手、震えてるけど?」
凛「…ぅ…るさい////」

クスクス笑いながら太陽は凛の手をぎゅっと握った。
凛もぎこちなく握り返す。