あたしはいてもたってもいられず

香澄に電話した。


『もしもし?』

「あっ、もしもし?香澄っ?」

香澄はすぐ出てくれた。

『香澄だけど…優、どうしたー?』

香澄の声を聞くと何か安心する。

「聞いて驚け!あたしたちねー…

また同じクラスになれたよっ!!」

あたしが威張って言うと、香澄は

『嘘ー?!ありえないっ

シンジラレナーイ!』

とふざけた。


馬鹿みたいに

変わらない香澄が嬉しかった。