三人でわいわいしてるうちに

いつの間にか時計は進み、

生徒が増えてきた。

「そろそろ教室行く?」

「そうだね。」

あたしたちは

二年六組の教室に向かった。


教室に行く途中に

一年の時同じクラスだった子に

会って挨拶をした。

「クラス離れちゃったねー。」

とか

「また同じクラスだねー。」

とか、適当な挨拶。


二年六組は下駄箱から

結構離れてる。

(だるいなあー。)

なんて思いながら

階段をのぼる。