煌めくあの星たちのように、
――――『ここにいるんだよ』って煌めきたかった。


ただ、それだけだったの――――。


強がって、
威張って、

不良を演じていた。


けど、それはいらない演技だったんだと。

自分をマイナス方向に持って行っていたんだと。



“彼”が教えてくれたんだ――――。




『一歩踏み出す』朋香Side




――――そんな彼も、他のコのモノ。

それは、
あたしがずっと憧れていて、なりたかった“彼女”だった―――。