「ま、その話はまずおいといて斗真君に挨拶しなきゃね。」
「あ、そうですよね。斗真、この人達は彩乃と大和のお友だちなの。挨拶して」
しかし斗真はもじもじしながら、私の背中に隠れ、チラチラ周りを見ているだけ。
そうだ…斗真は若干、人見知りなんだった…
っていっても、ほんとに最近なんだよね。斗真の人見知り病。
治らないもんかなー…
「こんなにたくさんいたら恥ずかしいよね。まずは私達からね。私は里裏美秋。美秋って呼んでね。よろしくね、斗真君。」
「俺は西脇春樹!!美秋とはめっちゃ仲えぇねんで。生まれは大阪!!よろしく!」
「………………向井日向です。よろしく」