その後、急遽来たダブルベットを部屋に置くために業者の方にシングルベットを捨ててもらい組み立てまでやっていただいた。
言ってくれてたらベット処理しといたのに…!
ご迷惑おかけしました、業者さん。
「うおー!おっきいべっと!」
「嬉しいか?斗真。」
「うん!おれ、うれしー」
「ならよかった。」
莉乃姉が買ってくれたダブルベットはグリーンテイストで結構…………いや、かなり可愛い。
斗真は大喜びでさっきからベットで飛びはねながら遊んでいる。
「これなら斗真とだけじゃなく、彩乃の彼氏と3人で寝れるな。」
「お気遣いどーも。それからいい加減大和って呼んだら?」
「いんや、あたしはまだ認めてねーからな。名前は呼べないね。」
「……!(涙)」
その言葉に大和は涙目だ。
はぁ、からかわないであげて欲しい。
「大和、涙目ならないの。斗真、もうベットから降りて。」
「えー…まだおれ、あそびたいっ!」
「夜はこれで寝るんだよ?それにこれからずっとお家にあるんだよ?」
「あやのとやまととねるのか?」
う…まあ、多分3人で寝れるだろうけど…せっかく広々寝れるのに…3人で寝たら狭いよね。
多分また斗真にバイオレンスに痛めつけられてしまうのでは…?
「んー、大和はどうかなー?」
「彩乃まで俺を認めてないっ!?(涙)」
「あやの、やまといじめたらだめだぞー。」
だって狭くなるじゃん。
「やまといっしょにねよーな。あやのとさんにんで」
「斗真!!お前なんていいこなんだー!!さすが俺の斗真!!」
「もー!わかったからー!」
3人で寝ればいいんでしょー。私が我慢しますよー。