後ろの席の
みぃちゃんが
すぐ声をかけてくる。

「転校生に惚れた?」

「はっ?なんで?」

「いやずっと
見てるからさ?」


みぃちゃんは
ずっとニヤニヤしてる。

「ま、惚れたら言えよ!」

「………へーへー」


軽く返事をして
みぃちゃんの顔を見ると
ぷうっと
頬を膨らまして
怒っていた。

そんな姿さえも
みぃちゃんだから
すごく可愛らしい。



みぃちゃんは
見かけに寄らず
中身は超乙女な人。


「美彩都こそ
惚れたんじゃねーの?」

みぃちゃんの
隣の席で幼なじみの
ニヤニヤしながら
翔くんが言う。

「そんなことないし!」

「そんなに
ツンツンしてっから
彼氏出来ねえんだよ!」

「う、うるさ」

「はいはい、お前ら〜
うるせえですよ?」

この可愛らしい
ゆーちゃんの背景に
効果音をつけるなら
"ゴオオオォオォオ"だろうな。


「「「……すみません」」」

ゆーちゃんはコロっと
表情を変えて

「わかればよしっ!」

とにこにこして
また話し始めた。



あーこわっ((゚д゚;;)))


口悪すぎだよ〜

あ、ついでに
ゆーちゃんが
口悪いのは元ヤンだから
だそうです。




……なんちゅー教師……