「ほら、チャイム鳴るし早く行くよ。」


そう言ってはるかはあたしの手をとって走り出した。



するとはるかは急に止まってあたしのほうを向いた。




「その指輪もらったんでしょ?」





はるかはニヤニヤしながらあたしの手を見て言った。





「いいなー。ラブラブで。あたしも彼氏ほしいなー」