「ん…圭也…。」




あたしがそう言うと圭也は唇を離してくれた。





「ねえ。圭也。そのネックレス付けてあげるよ。」





「まじで?じゃあよろしく。」




圭也は紙袋からネックレスを取り出してあたしに差し出した。





あたしは圭也の後ろに手をまわしてネックレスをつけた。





「似合ってるか?」





「うん…。似合いすぎだし…。」




はるかが言っていたとおりかなりいかつい…。