あれから、あたし達は
お互いが、
男として、
はたまた女として、
お互いを意識しないことに気付くと
ことあるごとにキスをした。



友達とはいえど同性とはしづらいし、ちょっと気持ち悪い。見た目にも芳しくないからはた迷惑だ。
だけどあたし達は一応異性だけど絶対に間違いがない。
だからことあるごとにキスをした。



挨拶、という解釈よりもう少しだけ親近感のある…





友情のあかし、みたいな。