なんだ、このふわふわ感。
あたしのベッドってこんなに柔らかかったっけ?
つかこんなにでかかったっけ??
ゆっくり目を開けると黒い天井が目に入った。
ここはドコ?
あたしは誰・・・?
うん、ちゃんと名前は覚えてるよ笑
やってみたかったんだよねー!
じゃなくて!
「リアルにどこ?」
「あ、起きたー?恋ちゃん」
斜め後ろから明るい声が聞こえて、振り返ると
ミルクティー色の髪をしたかわいい男の子が
優雅に足を組みケータイをいじっていらっしゃった。
全体的にモノクロな部屋。
そして広い。
マジでどこ!?
で、だれ!?
おそるおそるキューティーBOYに聞いてみることにした。
「だれ・・・?てかなんで名前・・・」
「んー?俺星野晴!んで、君は礼央の双子の姉でしょ?」
「だからなんで・・・?」
早く言えよ、このやろー!
「あ、恋起きた?」
ガチャリ、と黒いドアがあき、見慣れた顔が現れた。