「今日、長谷川さんは迎えに来るんですか?」




「うん。お仕事終わったら来てくれるって!」




「そうですか…。長谷川さんも忙しいでしょ?なんせ部長さんですからね」




「そうなの。でも愛人との時間も大事にしてくれるし…すごく感謝してるんだ」




あたしは宇野くんに抱っこされた愛人の頭を撫でた。




愛人は太陽のような笑顔で笑う。




「愛人くんは乃愛さん似ですね。笑った顔とか凄く似てます」




「あ、やっぱりそう思う!?あたしと優人さんもそう思ってたんだよ〜♪」




あたしは宇野くんを見上げて微笑んだ。