「大丈夫。ちょっと思い出しちゃったけど…パパやママどうしてるかなって考えちゃったけど…でもルカ様が好きな場所なら尚更ここに居たいから。」
ふんわりと微笑む羽衣は
普段年より幼く見える彼女からは想像もできないほどキレイに輝いていた。
「羽衣様……。」
「あっ。でもさすがにまだ1人で来るのはちょっとだからアリーも必ず一緒にねっ?」
アリーは羽衣の優しさに触れる度に胸が温かくなった。
ルカもそうであればいいとひっそりと願っていた。
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