「―何よそ見してるのかなー?うーめーちゃん」




――ジュッ、






「っ…、あつっ…ぅ――っ!!」



あんまり大きな声を出すとパパとママは余計に楽しむだろう。

私はそれを察し、なるべく小さな声で悲鳴をあげた。



――私の左手首には押し付けられているタバコ。


――……熱い…――――――――






――私はもう、幸せに生きていく事などないと思った。