眠りの聲(こえ)―宗久シリーズ小咄2―

ランクイン履歴

ホラー・オカルト26位(2009/12/08)

ホラー・オカルト

キミエ/著
眠りの聲(こえ)―宗久シリーズ小咄2―
作品番号
64298
最終更新
2009/12/01
総文字数
20,889
ページ数
35ページ
ステータス
完結
PV数
19,954
いいね数
1
ランクイン履歴

ホラー・オカルト26位(2009/12/08)

眠りは


呼ぶ聲により


目覚めへと誘われる





幸せは


夢の中ではなく


この世にあってこそ


見る事ができるものだ








思い付きで、小咄2です
f^_^;
「6月の蛍」から続く
お話です

目次

この作品のレビュー

★★★★★
2013/03/29 11:16
投稿者: 和宮 樹 さん

人は生きることに意味を求める生き物であり、そんなものを求めるのはまた、人だけである。 風がやさしいであるとか。 花が美しいであるとか。 笑顔があたたかいであるとか。 それはきっと、誰かと胸の内を共有したいからなのだろう。 そしてそれは、声に出さなければ誰にも届かない。 何もいわずとも伝わることがあるのは、それまで相手に伝え続けたものが降り積もって、ようやく叶うものなのだ。 そんな当たり前だけれども、忘れがちで、しかし大切なことを今一度気付かせてくれる物語です。

人は生きることに意味を求める生き物であり、そんなものを求めるのはまた、人だけである。
風がやさしいであるとか。
花が美しいであるとか。
笑顔があたたかいであるとか。

それはきっと、誰かと胸の内を共有したいからなのだろう。

そしてそれは、声に出さなければ誰にも届かない。
何もいわずとも伝わることがあるのは、それまで相手に伝え続けたものが降り積もって、ようやく叶うものなのだ。


そんな当たり前だけれども、忘れがちで、しかし大切なことを今一度気付かせてくれる物語です。

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★★★★★
2008/10/18 22:36
投稿者: ユウヤ1221 さん
ネタバレ
眠りの聲  宗久シリーズ小咄2

川面の流れに乗るような生き生きとした文章は、読んでいて終始心地よかった。

主人公は、ある理由から散歩にでるが、我々の悩みや色々な葛藤を、そこで出会う教え子に投影させることで、背中を優しく押し励まされる作品だと思ったのが、中盤である。

しかし、それは、この物語全体の本質ではなかった。

終盤に見せるそのヒネリは、読者の胸を鷲摑(わしづか)みにするに違いない。 

ゾックと鳥肌が立ちそうでもあり、この読者を翻弄(ほんろう)する上手い肩透かしは、前半のほのぼのとした構成あっての技であると感服せずにはいられなかった。

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★★★★
2008/09/12 19:07
投稿者: ペンコ さん
しっとりとしていて

美しい言葉。 雰囲気はしっとりとしていて、それでいてスネた妻の存在が、よい感じのスパイスとして効いています。 でも、話の本筋はそこではなかった。 スペースが多いことは、この際忘れてしまおう。 私は、他の作品も読みたくなりました。 如何ですか? お勧め致します。

美しい言葉。
雰囲気はしっとりとしていて、それでいてスネた妻の存在が、よい感じのスパイスとして効いています。

でも、話の本筋はそこではなかった。

スペースが多いことは、この際忘れてしまおう。
私は、他の作品も読みたくなりました。

如何ですか?
お勧め致します。

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この作品の感想ノート

ウキャ―
オサさん

そうなの
オススメになっちゃったんですよ―


よく編集部さんの目にとまったなと…
ホントに感謝ですよ

更なる励みになりました

キミエさん
2009/12/02 01:35

キャー! オススメになってる♪♪♪

嬉しいねぇ、嬉しいねぇ♪♪

おめでとうヽ(≧∀≦)ノ

2009/12/02 00:22

うわぁユウヤさんっ
勉強なんてそんな
かなり恐縮
私はまだまだ勉強中ですよ

ただ、宗久シリーズは独特の世界観を意識しているので、どうすれば文章で美しい景色を現せるか…は、かなり考えて悩みます。

今、ここに在る世界…かな?
脳裏に浮かぶ景色を、うまく文章にする。
難しいです毎回考えます

それでも宗久シリーズを書くのは、やはり好きである事と、この世は美しく、まだまだ捨てたもんじゃないよ?と伝えたいからです

四季を肌で感じ、毎日に感謝し生きていく。
でしょうか


共感して頂き、成長する為の言葉を私に下さったユウヤさんに感謝です

キミエさん
2008/10/23 23:14

この作品のひとこと感想

すべての感想数:13

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