先輩は相変わらず放心状態


こいつらは

なんか、きらわれたー


とかいってるけど

もともとすきでもないよね。



最近人助けっていうか

先輩助け多くないですかね。


「いや、あの違うの!!別に、ねっ、ほら」


「不細工よりかわいいならかわいいほうがいいに決まってる。自分だけに態度変えてくれるのも優越感。俺はそうゆうの悪いと思わない。それに、かわいさは、努力でどうにでもなるから。」



こんどはこっちが
泣き出しそうになる番けど

やめてやんねぇ。


「自分にあってないつけまして悪口ばっか言うやつよりは、自分をみつめて少しでも可愛く見せようっておもうほうが大事なんじゃないのかな?」


ゆっくりあるき彼女たちの横を

通りすぎる


「先輩もさ、なにかいいなよ。そんなんだから、ブリッコっていわれるの。」

「黙れ、後輩のくせにため口つかうなっ」

涙目ながらも嬉しそうに
俺を見つめた。