「えー、うらやましいんだけど」

俺が目の前にいるのに

勝手に盛り上がってる2人


すたすたとあるきはじめる


「ちょっと待ってよ」


「なんですか?」

「私3年の秋山るかよろしくね」

握手をもとめられている
みたいだけど

「先輩だったんですね。てっきり1年生かと思いました。佐野涼太です。失礼します。」