「んっ、あ〜…」

少し肌寒い部屋にカーテンの隙間から射す、暖かく眩しい太陽の光。

俺は眩しい光に目を細めながら重たい体を起こす。


「まだ、寝みいよー!!」

背伸びしながら独り呟く。
―シーン…。

…そうだ。俺しか居ないんだった。

「早く起きなさい!!」
何て言う母さんの声が懐かしくなる。



ってホームシックかよ!!独り、自分にツッコム。