あぁ、もう………
考えたくない、疲れる
思わずベットに倒れた
スプリングが聞いたベッドからは相変わらず彼女の甘い香りが漂う
会いたい会いたい、触りたい
抱き締めて、愛を伝えたい
ちらり、隣に腰かけて苦笑いをする幸弘と目が合う
「知ってんだろ、それだけ調べてたんなら」
「…………………バレた」
「3秒以内に吐け、さもなければクビ、3、2、ぃ「待て待て待て、言うから」
焦ったように、それでいて何故か酷く嬉しそうな変態が一匹
「なんで笑ってんだよ」
あまりにもニヤニヤと気持ちが悪いから指摘してみる
すると幸弘は眉を寄せて困った素振りを見せる
「怒ると思ったから…」