家には帰りたくない
大喧嘩なんてしてない


ただ息苦しくなっただけ




そんだけ、
ずっと用意されてた
いつかの家出のための荷物を
1度見直して今日という本番
の日に持って出てきた





どこに行こう..



ぎゅっと荷物を握り締めて
うつろな目を宙にうつして考える
どうしよ、あたし



適当に早朝の電車乗って
適当な所で降りて
適当に同情してくれそうな
お年寄りの家に泊まらせてもらおう