失って初めて気付いた
キミの、大切さ、温もり、愛しさたち…
僕の世界は、
こんなにも、キミ中心で回っているだなんて思わなかった。
再びキミの温もりに触れた瞬間(トキ)
星の数ほどの幸せを感じた。
もう、二度と放さない…
これから始まるのは、
2人の甘い時間。
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初めての恋は
ビターチョコのようで
その苦さがずっと消えない
そんな私が今恋してるのは
桜が舞う頃に出会った人。
あなたの一言に一喜一憂して
あなたの仕草、1つ1つに恋をする。
短いメールさえ、愛しく感じるんだ。
どうか…
どうかこの恋が実りますように―…
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まだ苦すぎた初めての恋も
心から消えないのも
薄紅色の雪が舞う中、出会ったあなたに恋をしたのも、
全部、偶然じゃなくて、“運命”なのかな…
恋は不思議で
ドキドキしたり
嬉しくなったり
けれど、嫉妬したり…
それでもこの恋は、どうか、いつかは甘く、実りますように―…
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夜空に散りばめられた宝石が、一番綺麗に輝く季節
真っ白な桜の花びらが舞う
一目見たその時から
既に運命なんて決まっていたのかもしれない
空のように触れれそうで、触れることができない人
期待させては、突き放して
溺れたら二度と抜け出せない、何かの予感がした
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白い雪に惑わされるような銀色の世界
触れぬ指先に熱い吐息
出会ったのは
“偶然”か
“運命”か
そんなのわからないけれど、
二度と抜け出せない罠に引っ掛かったような気がした。
神様、
私は間違ってましたか?
あの人を選んだこと。
気が付けば、溢れる気持ちが雪のように降り積もっていた―…
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その日は雪が降っていた―…
甘すぎるくらい甘く
切ないくらいほろ苦く
けれどどこか甘く―…
―「抱いてください!」
―「いいよ。」
この瞬間、雪さえ止んだ気がした。
ねぇ、この鼓動(オト)聞こえますか―…?
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止まった空間に
雪だけが
ただ舞っていた
星のように届きそうで届かなくて
涙の様に流れては消えてゆく
甘さなんて知らない
その瞳に捕らえられた気がした
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その日は雪が降っていた―…
きっとこの瞬間から運命の歯車が狂い始めたんだ。
苦ささえ、どこか甘くて
切なささえ、苦しいくらい甘い
雪のように降り積もったこの気持ちは
溶けることがあるのでしょうか…?
ねぇ、神様―…
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私の秘密ごと
ぎゅっと抱き締めてくれたら私は―…
あなたとならんだ右の頬が熱いよ。
ねぇ、もっとあなたのことが知りたいの。
私の秘密、それは―…
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