「先生、用はそれだけですか。俺らはそろそろ帰りますね。さようなら」

「えっ、ちょ廉」


何故か怒っている廉に、腕を引かれ廊下へ出る


頭の中には無数の?が浮かぶだけで…それを廉に聞く事ができない。


一人考えていると、ぼふっと鼻に何かがあたった。

弾みで目を開けると

背中

だけども

腕をくるりと引っ張られ、壁に追いやられた。


「さっきの続き」


「え?ま、待って」