みるみるうちに、大きな声で悲鳴をあげた恥ずかしさと、机にゴツンとおでこぶつけた恥ずかしさで顔が赤く染まる。


……


きゅううと下を向くと



そっと肩に置かれた手。


「先生、宮川さん調子が悪いみたいなんで保健室に連れて行きます」




そう先生に告げて、あたしをゆっくり立たせる三浦くん。


「ここだとまた雷がなったら落ち着かないだろ?」


「でも…」


「彼氏には俺が言っとくから安心しろ」


あたしの心を見透かした三浦くんの言葉。

あたしは、その言葉に甘えて三浦くんと保健室に向かった。