そんな日が続いたある日の夜中のこと。

俺は自分の部屋で勉強をしていたんだ。
誰かが窓から見てる・・・

そんな気がした。
でも霊的なものじゃないんだよ。
俺を見守る暖かい視線を感じるんだ。


目だけを窓の方にやると、そこにいたのは・・・


「天、使・・・?」


そこにいたのは真っ白な羽を持つ人・・・天使が
いたんだ。

びっくりして視線を机に戻して、もう一度落ち着いてから
窓に視線をやる。

でもそこには何もいなくて、月が見えるだけだった。
窓を開けて外を見渡してもやっぱり何もいないんだ。


「どこにいったんだろう・・・あれは幻覚だったのか?」


やっぱり天使はいる。

俺はそう確信した。


きっと誰かに言っても信じてもれえないだろうから
誰にも言わないけど(笑)


本当に天使がいるのならば、この世界に何を
しにきたんだろう・・・

普通なら天界にいるはずなのに。



時刻は朝の3時。
少しだけ寝ることにしてベッドに入った。



まさか明日あんなことが起きるなんて思っても
なかったよ(笑)