そこ、という私の目線を辿ってやっと屋上に私以外に人がいると気づいたらしい。
「…ああ、お前らか。」
驚いたような顔をしたものの、何故か納得したたっちゃん。
流石たっちゃん。
鏡華水月を知ってんだねー。
「んで?
たっちゃんは何用ー?」
「ああ、姫昼どうすんの?」
昼?
また何でそんなこと?
「ここで過ごすけどー?」
突然何?
そういうこと聞いたことなかったのに…
「理事長室来ねぇかって。」
ああ、なる程。
晴の伝言を伝えに来たわけね。
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