「チッ。」
うんざりしていた時、中心から物凄い舌打ちが鳴った。
途端に静かになる講堂。
「うっせぇんだよ。
気持ち悪い面しやがって。」
「猿かっつーの。」
「調子乗りすぎだよねぇ。」
「目障りだ。」
鏡華水月の奴らが口々に暴言を吐いていく。
口悪いなぁ。
教師も講堂の中にいる全生徒も顔面青白。
それは、彼らが放っている独自の雰囲気からだろう。
面倒臭いのは大嫌いだけど、面白いことは大好きなんだよね。
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
設定されていません
読み込み中…