「俺ぁこの前のなくなったプリンの行方を探している!」



2人が急に黙った。
顔を合わして気まずそうな顔をしている。





まさか…


「お前ら…まさか!」


「てへっ★」
紗理奈が可愛く舌をペロッとだした。

大吾はまだしらをきっている。



「俺のプリン返せ〜!!」
2人につっかかろうとした。



2人はすぐさま教室をでて、廊下を走る。


迷わず俺も走った。


「だからごめんってばぁ!」

「だって紗理奈が!」

「またあたしのせい!?」




2人が角を曲がったところで、足音がとまった。




「わんちゃぁん!」

「今日来ないかと思ったぜ!」





何!?わんちゃん!?