んじゃあ、と大吾が仕切り直す。 「もう愛美で決定!文句あるやつはぁ…」 ごくりと唾を飲む。 「柔道部エース、一年のゴン太がぶっつぶす!」 いやそこお前じゃないのかよ!! 大吾のボケで、教室はまた和やかな雰囲気を取り戻した。 それからは種目決めも、すんなり決まっていった。 二人三脚… 愛美と二人三脚… 神様、俺頑張るよ!