「とりあえず、ルイのところに行こう」

そう考えて、すこーしだけ迷いながらもどうにか到着。

「ルイ―?行こうー」

部屋に入ると、相変わらずもっしゃもっしゃとキャベツを食べてるヒサと、雑誌を読みながらカラと会話をするルイの3人がいた。

ていうか、ヒサそのキャベツ二個目だよね。

だって、さっきあたしが部屋を出るとき残り2個だったのが3個に増えてるもん。

「あ、着替え終わったみたいだね。んじゃ、行こうか。」

あたしの存在に気づいたルイが立ち上がる。

「んー?ミズキはどうした?」

「あー部屋で寝るって言ってた」

「んじゃ、いっちょ邪魔してくるか」

あんたどんだけミズキをいじめたいの。

寝かせとこうよ。