一通り、家事を済ませて一葉の様子を見に部屋へ行くと規則正しい寝息が聞こえた。



いくら、幼児体型でも



いくら、言葉で否定しても



目の前にいる愛しい人に欲情しない男なんていないと思う。



でも、俺はしない。



できない



まだ。



今は、安心できる存在でいてやりたい



俺はお前しかいないけれど、お前は俺をどう思っているかなんて分からないから。



好意があったとしても、それは俺の気持ちとかけ離れていると思うから。



だから、まだ…



『ガマンだよな』



途方もないかもしれないけれど


それでもいい。と思えるのはお前だけだから。