一年間離れていたのが嘘のように、母さんとの会話は弾んだ



一年間…



離れる必要があったのかもしれない



その時間を与えてくれた母さんと



その場所で一緒に過ごしてくれた…カズ。



私の大好きな人



私を大事に守ってくれる人



いつも、優しく包み込むように、支えてくれた



それは事務的な優しさだと思っていたのに



全部、私を思った行動だったなんて



カズは、私を好き?



そう思っただけで顔が熱くなった